桐蔭学園、遠い単独優勝 藤原監督「点差より差あった」

[ 2019年1月8日 05:30 ]

第98回全国高校ラグビー最終日 決勝   大阪桐蔭桐蔭学園24―26大阪桐蔭 ( 2019年1月7日    東大阪市・花園ラグビー場 )

敗れた桐蔭学園フィフティーン(撮影・成瀬 徹)     
Photo By スポニチ

 13年度は5点差、15年度は6点差、そして今回は2点差。最近10大会で最多タイの5度目の決勝に臨んだ桐蔭学園だが、またしても単独優勝に届かなかった。藤原秀之監督は「4つ(トライ)では足りないと分かっていた。5本目が取れなかった」と敗因を挙げた。

 一段も二段もフィジカルレベルが上の相手に差し込まれ、前半13分までに2失トライ。一方的な展開になりかけたが、一年をかけて磨いてきたボールを動かすラグビーで息を吹き返し、同22分から3連続トライで一時逆転した。だが後半は密集での圧力を強めた大阪桐蔭に何度もボールを奪われ、主導権を失った。同28分にSH小西主将(3年)の今大会初トライで2点差に迫ったが、最後の攻撃もタックルからボールを奪われ万事休す。指揮官は「点差よりも差があった。ブレークダウン、スクラムもそう」と冷静に振り返った。

 小西は「前半リードして流れをつかめるはずだったが、つかみきれなかった。ハーフ団として反省」と自分を責めた。あと2点、届かなかった悲願は、再び次の世代へと託された。 (阿部 令)

 ○プレースキッカーを務めたSO津田(3年)は「悔しい。点差を見ても全部(キックを)成功させていたら勝てた試合。大事な場面で外した自分の弱さが出た」と声を沈めた。準決勝までのキック成功率は驚異の88%(29/33)。この日は相手応援席の目の前だった1本目で「そっちに気が行って」外し、修正できなかったという。それでも4本中2本を決め、大会通じての成功率84%は誇れる数字。「次のステージで」と大学での飛躍を誓った。

続きを表示

「大坂なおみ」特集記事

「羽生結弦」特集記事

2019年1月8日のニュース