全国高校ラグビー大会、20年の100回大会は過去最多64校参加へ

[ 2019年1月8日 05:00 ]

 2年後に行われる2020年度の第100回全国高校ラグビー大会の出場校が、過去最多の64校で開催されることが、7日までに関係者などの話で分かった。代表校を増やすことで節目の大会を盛り上げ、少子化の影響で参加チームが年々減る中、門戸を広げてラガーマンに希望を与えることが目的。これまでは、10年度90回大会と15年度95回大会の55校が最多。今年を含めた通常大会の51校から、一気に13校も増える。

 花園が遠い存在だった全国の高校ラガーメンに朗報だ。2020年度の第100回全国高校ラグビー大会が、過去最多の64校で争われることが決まった。

 51校の現在から13校増える。どの都道府県にどう振り分けられるかは、今後決定する。全国9ブロック(北海道、東北、関東、東海、北信越、近畿、中国、四国、九州)に1枠ずつ割り振り、残り4枠を大阪府などの予選参加校が多い都道府県に与えるプランが考えられるが、現段階では白紙。シード校を含めた大会形式もこれから話が詰められる。

 1918年(大7)1月に第1回大会が豊中グラウンド(大阪府)で始まった。参加は4校だった。途中、戦争での中断などを挟みながら、冬の風物詩としての地位を築いてきた。2年後に到達する「100回」という大台は、他の競技を見渡しても少なく、18年8月に100回大会を開催した全国高校野球選手権大会が有名だ。

 一方で少子化の影響が深刻になっている。今年度の予選参加は、昨年度より38チーム少ない711チームで、そのうち87が合同チームだった。初出場校が少なく、全国大会の顔ぶれが固定化されている状態も危ぐされる。関係者は「64校になることで、多くの高校生に花園への希望を持ってもらいたい」と狙いを語った。

 当初は、「100回100校代表」の計画だったものの、最終的に全国高体連から64校で承認を受けた。今年9月にはアジア初のW杯が日本で開幕。その翌年にも大きな打ち上げ花火が上がることで、競技活性につながることが期待される。

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