貴景勝 初Vから一夜明け最愛の家族に感謝「厳しかったけど報われて良かった」

[ 2018年11月26日 13:24 ]

優勝から一夜明け、スポニチ本紙を手にする貴景勝(撮影・中村 達也)
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 大相撲・小結の貴景勝(22)が13勝2敗で初優勝を飾った九州場所千秋楽から一夜明けた26日、福岡県糟屋郡篠栗町の千賀ノ浦部屋宿舎で会見。約50人の報道陣が詰めかける中、「達成感を出している場合じゃない。ひたすら長所を伸ばしたい。自分の武器を磨くしかない」と大関獲りが期待される来場所以降への意気込みを語った。

 22歳3カ月の初賜杯は史上6番目の年少記録。「これがたまたまと言われるのか。最初で最後の優勝にならないようやっていく。これで終われない。うれしいがますます頑張らないと」といつまでも余韻に浸っている様子はない。

 千秋楽を終え、会場で見守った父・一哉さんからは「良かったね」と労われたという。幼少期から二人三脚で歩んできた父の言葉に「あまり言われたことがないので戸惑いましたけど、うれしかった。怖かったんで、そういうことがなかった」と感謝した。母・純子さんも食事や精神面で支えてきた。両親に親孝行できたことに「相撲界で活躍するのが親子で誓った夢。厳しかったけど、それが少し報われて良かったと思います」と安どした。

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2018年11月26日のニュース