白井 日体大大学院へ 練習拠点は検討中

[ 2018年11月26日 05:30 ]

記念撮影する順大の萱和磨(左端)、谷川航(中央)、日体大・白井健三(右から2人目)ら
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 体操男子の白井健三(22、写真)が25日、来春の日体大卒業後、同大学の大学院に進む意向を表明した。この日、大学生活の集大成となる全日本団体選手権(高崎アリーナ)を終え、「大学院に進みたいと思っている。凄く悩んだけど、体操と勉強を両立させていきたい」と明かした。

 練習拠点は日体大や実業団、内村航平が汗を流す味の素ナショナルトレセンなど今後、決める方針。全日本団体では、順大には及ばなかったものの、主将としてチームをけん引して2位に入った。「順位や点数とかじゃなく、満足いく演技をしたいと4年間言い続けて、その言葉通りの試合が最後にできた」と笑顔で振り返った。

 〇…世界選手権代表の萱、谷川航を擁する順大が圧倒的な強さで3連覇を飾った。全員がミスのない演技で、2位の日体大に大差をつけた。主将の萱は最終種目の鉄棒が終わると涙を流し、「言葉に表せないくらいうれしい」と歓喜に浸った。千葉も加えた4年がチームをけん引。萱は「同期が強いんで、これからも切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と話していた。

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2018年11月26日のニュース