千賀ノ浦親方　喜び隠せず「幸せなこと」

大相撲九州場所千秋楽 （ 2018年11月25日    福岡国際センター ）

千賀ノ浦親方（右）、貴ノ岩（後列左から２人目）らが笑顔な中、立派なタイを持ち上げる貴景勝（撮影・岡田　丈靖）
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　今場所前から貴景勝の師匠となった千賀ノ浦親方（元小結・隆三杉）は、初優勝に喜びを隠せなかった。

　福岡市内で行われた千秋楽パーティー後、報道陣に囲まれると「テレビで見て久々にドキドキした。（貴景勝の）相撲を見て目がうるっときた」と感激の面持ちだった。１０月に貴乃花親方が退職し、貴景勝らが移籍。「いい力士たちが来て責任感が出た」とプレッシャーも感じていたという。それでも、親方として初めて体験した、弟子の賜杯。「部屋を持って２年半で、師匠として優勝を味わうことはなかなかない。幸せなことですね」としみじみと話した。