三原 自己最高2位!涙の200点超え「4位コレクター」脱却

[ 2018年11月26日 05:30 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第6戦フランス杯最終日 ( 2018年11月24日    グルノーブル )

優勝した紀平(右)と2位の三原(AP)
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 呪縛から解き放たれた三原の目から涙があふれた。フリー3位の134.86点で、目標の200点超えを果たした。優勝が必要だったファイナル進出には一歩届かなかったが、GP自己最高の2位。4戦連続4位だっただけに、「4位コレクターから抜け出せてうれしい」と実感を込めた。

 全身の関節が痛む病気と付き合いながら、トップでの戦いを続けている。フリーではアップのし過ぎで疲れ、体が動かない状態から踏ん張った。SPで回転不足と判定された関門のルッツ―トーループの2連続3回転を成功。中野園子コーチも「集中力だけは天才。よくやった」と称えた。笑顔で表彰台に立った三原は「もっと成長できる」と今後を見据えた。

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