リーチ 主将として反省「リーダー陣が考えないといけない」

[ 2018年11月26日 05:30 ]

ラグビーリポビタンDツアー2018最終戦   日本代表32―27ロシア代表 ( 2018年11月24日    英グロスター )

後半32分、トライを決めるリーチ(中央)(撮影・吉田 剛)
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 逆転で今年最終戦を白星で飾ったものの、秋4戦で多くの課題が挙がった日本代表は一夜明けた25日、帰国の途についた。年明けは2月からW杯に向けて合宿を開始。集大成の舞台へ向け、さらなるレベルアップを図る。

 ロシア戦では自ら2トライを挙げた一方、劣勢の前半に主将としてチームを立て直せなかったリーチは「スキル、フィットネス、セットピースはティア1と勝負できる。ただ試合の中でどうやって勝つか、リーダー陣が考えないといけない」と厳しい表情で述べた。

 ロシアが予想通り大きな体を生かしてボール争奪戦に圧力をかけてきたことで焦りが生まれ、前半だけで8つの反則を重ねた。攻撃でも勢いをつける前に強引にボールを外に回し、キャリアーが孤立する場面も。リーダー陣の一人、プロップ稲垣も「試合中に立て直すのは簡単ではない。そこが日本の経験の少なさ。前半だけなら負け試合」と反省。主力選手たちがさらに統率力を上げない限り、W杯8強入りは見えてこない。

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2018年11月26日のニュース