アメフット選手2人逮捕 大麻密輸・所持容疑

[ 2018年11月26日 17:41 ]

 国際郵便で乾燥大麻を輸入したとして、大阪府警薬物対策課は26日、大麻取締法違反(輸入)の疑いで、アメリカンフットボール日本社会人Xリーグ「パナソニックインパルス」所属選手のベンジャミン・アンダーソン容疑者(26)=大阪府守口市=を逮捕した。

 同法違反(所持)の疑いで、同じチームのエドワード・バーンズ容疑者(26)=同=を現行犯逮捕した。いずれも米国出身。府警は2人の認否を明らかにしていない。

 アンダーソン容疑者の逮捕容疑は9月25日、米国から国際郵便を使って大麻約26グラムを輸入した疑い。バーンズ容疑者は11月26日、自宅で若干量の大麻を所持した疑い。

 薬物対策課や大阪税関によると、横浜税関川崎外郵出張所の職員が今年9月、アンダーソン容疑者宛ての小包郵便から大麻を発見。府警が11月26日、隣に住むバーンズ容疑者の自宅も家宅捜索し、大麻が見つかった。

 チームによると、アンダーソン容疑者は昨年4月から所属し、クオーターバック(QB)として活躍。昨年のリーグ年間最優秀選手にも選ばれた。チームは日本選手権のライスボウルで4度の優勝経験がある強豪。荒木延祥監督は「関係者やファンにご迷惑をお掛けしおわび申し上げます。再発防止に全力で取り組んでまいります」とのコメントを出した。

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2018年11月26日のニュース