立命大 西日本代表決定戦決勝進出 関学大と再戦

[ 2018年11月26日 05:30 ]

3Q、タッチダウンを決める立命館・RB平野(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ

 アメリカンフットボールの学生日本一を争う「甲子園ボウル」出場を懸けた西日本代表決定戦の準決勝が25日、名古屋市の港サッカー場で行われ、立命大(関西2位)が名城大(東海代表)に37―0で快勝。12月2日の決勝(万博記念競技場)で、リーグ最終戦に敗れた関学大(関西1位)と再戦することが決まった。

 明確な目的意識を持って、DB近田(こんた)優貴(4年)は試合に臨んでいた。名城大との実力差は明白。決勝で待つ「青い敵」を想定し、最初のプレーから全力で相手に向かった。

 「今年は守備でガンガン攻めて、モメンタム(勢い)をつける試合が少なかった。だから飛ばしていこうと」

 第1Q5分14秒に先制した直後のシリーズでは、最後列からパスを受けたWRにタックル。司令塔に与えた重圧が、2つ後のプレーで決めたインターセプトの布石となった。

 個人としてのトライも見逃せない。「僕のスピードなら、相手のプレーを見てから動いても間に合う。それも確認できた」。学生トップクラスのスピードの持ち主。あまりの速さゆえ、少しのフェイクにも反応し、関学大戦(18日)では2本のTDパスを通された。もう、逆利用は許さない。

 「前回の試合は僕のところでやられた。1週間後はDBで勝ったと言われたい」

 決戦は日曜日。近田のビッグプレーが流れを変える。

続きを表示

2018年11月26日のニュース