“トラさん”崔、日本開催ツアー初V 超変則スイング「まだ試行錯誤中」

[ 2018年11月26日 05:30 ]

男子ゴルフツアー カシオ・ワールドオープン最終日 ( 2018年11月25日    高知県Kochi黒潮CC 7335ヤード、パー72 )

変則スイングで好ショットを連発し優勝を果たした崔(撮影・井垣 忠夫)
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 歓喜のパフォーマンスは期待に反して軽いガッツポーズ。日本開催のツアーでは初の優勝を手にした“トラさん”こと崔虎星は「順位が分からなかったのでとりあえずバーディーを取っておこうと思った」と笑った。

 昨年のこの大会で13位に食い込み、賞金ランク62位のボーダーラインギリギリで5年連続のシード権を獲得した。「ホテルに帰ってから女房と抱き合って泣きました」。あれから丸1年、8歳年下の自慢の妻、ファン・ジナさんと笑顔で歓喜の瞬間を迎えた。

 インパクト後に右足をはね上げ、体を回転する変則スイングは、元世界ランク1位ジャスティン・トーマス(米国)までをもトリコにするという。それは25歳でゴルフを始めた崔虎星が体の硬さを補うために独学で編み出した打法。「まだ試行錯誤中。若い頃より飛距離は伸びてる」と45歳からの進化に自信を見せた。

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2018年11月26日のニュース