貴景勝初V、出身の芦屋市も祝福 「大関、横綱に昇進すれば市民栄誉賞も検討」

[ 2018年11月26日 16:15 ]

貴景勝の初優勝横断幕を見上げる母校・仁川学院の児童たち
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 大相撲九州場所で初優勝を飾った貴景勝が生まれ育った兵庫県芦屋市は、28日に「芦屋市出身 貴景勝関 優勝おめでとう」の横断幕を同市役所庁舎に掲げる予定だ。

 過去に芦屋市生まれの稀勢の里(32)が横綱昇進を決めた時、阪神の星野仙一元監督、金本知憲前監督(50)らの活躍に対して「市長特別賞」が贈られたが、生まれも育ちも芦屋の貴景勝については状況が違う。「今後、大関や横綱へと昇進すれば市民栄誉賞なども検討することになります」と同市職員は明かした。

 ≪母校は5連勝で発注していた≫優勝を称える「祝 初優勝貴景勝関」の横断幕が母校・仁川学院小学校の正面玄関に飾られた。実は、この横断幕は5日目(15日)に5連勝を飾った夜、貴景勝を在学中から知る鈴木もとみ養護教諭(39)が業者に発注。鈴木教諭は熱烈な貴景勝ファンで、幕下時代からの取り組みVTRをすべて保存。顔色、姿を見ただけで「きょうは厳しい」と分かるそうだ。14日目(24日)の敗戦後「験(ゲン)が悪い」と髪の毛を15センチもカット。「元気いっぱいの子で、保健室に来るような子ではなかった。優勝して、号泣してしまいました」と話した。

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2018年11月26日のニュース