男子・渋谷、女子・中村 ともに初V スポニチ後援 江東シーサイドマラソン

[ 2018年11月26日 05:30 ]

笑顔でスポニチ楯を手にする渋谷(右)と中村
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 第38回江東シーサイドマラソン大会(スポニチ後援)は25日、東京都江東区の夢の島競技場を発着点に4719人がエントリーして行われた。メインのハーフマラソン一般男子は渋谷宥介(26=東京陸協)が1時間11分50秒、同一般女子は中村美香(47)が1時間26分6秒でともに初優勝を果たし、それぞれ最優秀選手賞としてスポニチ盾が贈られた。

 <ハーフ一般男子>“走る商社マン”渋谷が余裕の走りを見せつけた。「調整のつもりで出ました」と、16キロ地点で飛び出した後はマイペースを貫きフィニッシュ。高校では長距離を専門にしたが、大学では競技から離れた。社会人になってから「競技場が自宅の近所だから」と再開。商社で営業をしながら月に400キロ以上を走り込む。勝負メシは東京・深川にあるラーメン店「こうかいぼう」の味噌ラーメン。「来週(12月2日)の福岡マラソンの前にも食べます」と笑顔で話した。

 <ハーフ一般女子>中村が大粒の汗を流しながら走り抜けた。終始トップを守り「潮風が気持ちよかったです」と破顔一笑。学生時代に運動経験は無く、4年前「東京マラソンに当選しちゃったから」と走り始め、今年のニューヨークシティマラソンで日本人2位となるまで急成長。平日は病院に勤務し、休日はレースの連続という。次の目標は来年1月開催の大阪国際マラソンでの自己ベスト更新。「2時間53分を切りたい」と早くも次戦を見据えていた。

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2018年11月26日のニュース