慶大、逆転勝ちで4勝1敗 明大まさかの今季公式戦初黒星

[ 2018年11月4日 13:31 ]

関東大学ラグビー対抗戦グループ   慶大28―24明大 ( 2018年11月4日    東京・秩父宮ラグビー場 )

 関東大学ラグビー対抗戦グループの明大―慶大が4日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、慶大が28―24で逆転勝ちし、4勝1敗とした。優勝候補の明大はまさかの今季公式戦初黒星で4勝1敗となった。

 試合開始直後の明大の連続攻撃を止め続けた慶大が、最初に流れをつかんだ。前半7分、相手ゴール前で明大ラインアウトのミスを突いてフランカーの川合秀和(3年)が先制トライ。14分に明大プロップ安昌豪(3年)にトライを返され7―5となったが、19分にゴール前右ラインアウトからフランカー山本凱(1年)が抜け出して右隅へ飛び込み、14―5とした。30分には明大FB山沢京平(2年)のトライで14―12と迫られたものの、38分にゴール正面ラックから川合がポスト下へダイビングし、21―12で前半を折り返した。

 後半は明大が反撃。スクラムで何度もターンオーバーするなど圧倒し、19分にWTB高橋汰地(4年)の独走トライ、27分にはFB山沢のこの日2つめのトライで24―21と逆転した。しかし慶大は後半36分、右中間ゴール前のスクラムで耐え、No・8山中侃(4年)が右中間へ再逆転のトライ。直後のキックオフで明大がノット10メートルのミスを犯し、その後はボールキープに徹して逃げ切った。

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2018年11月4日のニュース