ハネタク、シーズン終えて帰国「世界のトレンドとズレていた」

[ 2018年11月4日 16:24 ]

シーズンを終えて帰国した羽根田卓也
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 カヌー・スラロームの羽根田卓也(31=ミキハウス)が4日、シーズンを終えて成田空港に帰国した。アジア大会こそ連覇したものの、世界選手権やW杯では奮わず「シーズン始めから手応えはあったが、それが大会ごとに空回りした」と成績的には不満が残った。

 昨オフには04年アテネ五輪ハンマー投げ金メダルの室伏広治氏からトレーニングの助言を受けるなどフィジカル強化に成功。目指していた「スピードアップ」は着々と進んでいた。ところが大会コースは年々難易度が上がり、スピード以上にテクニカルな面が要求されることが多かったという。「スピードアップにとらわれすぎて世界のトレンドとズレていた。パワー、スピードを維持しつつ、難易度の高いコースにどう合わせていくか。技術面は元々自分の強みでもあった」と今季の反省を踏まえてオフのトレーニングに取り組む。

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2018年11月4日のニュース