高橋大輔 12月の全日本選手権では「最終組でゆづと昌磨と刑事と一緒に戦いたい」

[ 2018年11月4日 20:51 ]

<西日本選手権男子フリー>華麗なステップを見せる高橋大輔(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケート西日本選手権最終日が4日に名古屋市・日本ガイシアリーナで行われ、男子フリーで復帰2戦目の高橋大輔(32=関大KFSC)がフリー161・11点、合計244・67点で優勝し、5年ぶりの全日本選手権(12月、大阪)出場を決めた。

 それでも、演技を終えた瞬間には片手で顔を覆い、首をかしげるしぐさも。「久しぶりの最終滑走で、6分間練習が始まってから緊張が長かった。想像以上に体の動きが悪くて、最初からつまづくところが多くて焦った」と語った。さらに「後半、足に来て、コンビネーションもつなげなかったところがあるし、ステップもいつもの半分以下。体力という部分はまだまだ足りない」と反省の言葉を続けながらも、10月の近畿選手権のフリー118・54点から40点以上上乗せした結果に「近畿ブロックから修正できたところがあったのでよかった。フリーで140点以上取りたいところがあったのでクリアできた」と笑顔を見せた。

 次は5年ぶり出場となる全日本選手権だが「後半、足に来て、コンビネーションもできなかったところがあるし、ステップもいつもの半分以下。体力という部分が足りない」と課題を上げ、それでも「きょうの出来でこの点なら、まだまだ点を上げられる。まだまだ希望が持てる。4回転を1本は入れたい」語った。さらに「フリーで最終グループに入って、ゆづと昌磨と刑事と一緒に戦いたいな、という気持ちがまた改めて強くなった」と羽生、宇野、田中との競演を誓っていた。

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