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稀勢 無傷5連勝!進退問題も“ぶん投げた”横審から合格点

大相撲秋場所5日目 ( 2018年9月13日    両国国技館 )

<秋場所5日目>正代(右)を上手投げで下した稀勢の里(撮影・郡司 修)
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 進退を懸ける横綱・稀勢の里が序盤を無傷で乗り切った。平幕・正代に反撃を許したが、右からの上手投げで転がして初日から5連勝とした。視察した横綱審議委員会の北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)は、稀勢の里が序盤の関門を突破したという評価を与えた。鶴竜、白鵬の両横綱も全勝で並走。大関獲りの関脇・御嶽海も大関・栃ノ心を寄り切って5戦全勝とした。

 万全でなくても負けない。それが横綱だ。稀勢の里は5日目もその使命を果たした。左を固めて正代の右差しを阻み、先に左を差すと右上手も引いた。もろ差しを許して反撃を受けたが、そこで右上手投げで仕留めた。昨年春場所の照ノ富士との優勝決定戦は小手投げで制したが、本割で投げで勝つのは横綱昇進後初めて。土俵上で“どうだ”と言わんばかりの表情を見せた。

 白星を重ねるごとに言葉数は減ってきた。相撲勘が戻ってきたかという問いなどに「そうですね」と返し、5連勝したことには「まあ明日、しっかり集中して」と答えた。手応えを聞かれると「一日一番。しっかり集中してやる」とすぐに次の相撲を見据えた。

 この日は横綱審議委員会のメンバーが視察に訪れた。北村委員長は8月31日の横審稽古総見で「体は戻ってきたように見えた。あとは慣れというか勝負勘じゃないか」と話していたが、横綱の相撲を目の当たりにして合格点を与えた。「気持ちが伝わってくる。自分で自分を奮い立たせている」。進退問題から脱出したかと聞かれると「そういう感じがする。3日目までに負けたらヤバいと思っていたが、一つの障害をクリアした」と話した。

 八角理事長(元横綱・北勝海)は「勝負どころのポイントを押さえているから勝ちにつながっている」と評価した。審判として土俵下で見た貴乃花親方(元横綱)は「落ち着いて取っている。(白星を)拾っていけば中日を過ぎたら上がっていく。負けないことが大切」とまだまだ上向くとみていた。

 稀勢の里の初日からの5連勝は幕内で10度目。過去9場所で1桁勝利に終わったのは1度で、平均12勝以上を挙げている。横綱の使命を果たし続けた先に、完全復活が待ち構えている。

[ 2018年9月14日 05:30 ]

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