大坂 東京五輪で金狙う!まずは世界「トップ5に入りたい」

[ 2018年9月14日 05:30 ]

大坂なおみ凱旋 ( 2018年9月13日 )

<大坂なおみ帰国会見>険しい顔で考え込む大坂なおみ(撮影・沢田 明徳)
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 大坂は残り少ない今季の目標に世界ランキング5位以内を掲げた。全米優勝もまだ通過点として、「今はよりモチベーションが上がっている。一番の目標は最終戦に出ること。東レでいい成績を残したいし、トップ5にも入りたい」と貪欲に語った。

 現在7位の大坂は5位のクビトバ(チェコ)まで470点離れている。トップ5入りの鍵を握るのが、4大大会など今季16大会の成績上位8人だけが出場できる最終戦「WTAファイナルズ」(10月21〜28日、シンガポール)に出られるかどうか。同大会は最大1500点を得られる可能性があり、大きくランキングを上げることもできるからだ。今後4大会に出場予定の大坂だが、武漢と香港に関しては成績次第で回避も視野に入れている。余力を残して最終戦に進むためにも、まずは凱旋試合となる東レでのポイント上積みが重要になる。

 さらに大坂は2年後に迫った東京五輪へのストレートな思いも口にした。「どのアスリートでも夢に思うことで、私も楽しみにしている。もしプレーできるなら狙うは金メダル。それを目標に頑張りたい」。現在のランキングを考えれば、大坂の日本代表入りは確実な状況。金メダル候補としての期待も膨らんでいる。

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2018年9月14日のニュース