塚原千恵子氏 体操パワハラ問題で全日本シニアに来場せず…

[ 2018年9月14日 05:30 ]

自宅から外出する日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長
Photo By スポニチ

 体操女子の宮川紗江(19)からパワハラを受けたと主張され、第三者委員会の調査結果を基に理事会で対応が決定するまで一時職務停止となっている日本協会の塚原千恵子女子強化本部長(71)が、全日本シニア選手権(15日、福岡)に来場しないことが13日、分かった。

 同大会は世界選手権(10月25日開幕、カタール)前のラスト実戦で、朝日生命で指導する杉原愛子(18)、寺本明日香(22=ミキハウス)と代表候補も出場する。本来なら千恵子本部長も視察に訪れるが、世界選手権は田中光氏(46)が指揮を執ることが決定。千恵子本部長が来場すれば報道陣の注目を浴びることは必至で、混乱を避ける狙いがあるとみられる一方、第三者委のヒアリングが大会期間中に設定された可能性もある。同じく職務停止中の夫・光男副会長(70)は、全日本シニアには来場予定という。

 日本協会はこの日、千恵子氏に代わる本部長代行は立てないことを発表。今後の展開次第では、20年東京五輪強化プロジェクトを含む強化計画を見直す可能性にも言及した。

続きを表示

2018年9月14日のニュース