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驚きの証言 日大 宮川選手が会見 試合3日前から継続的“圧迫”「つぶせ」に逃げ場なく

会見を行った宮川選手(AP)
Photo By AP

 アメリカンフットボールの悪質反則問題で、関学大QBを負傷させた日大の宮川泰介選手(20)が22日、都内の日本記者クラブで会見した。悪質なタックルは内田正人前監督(62)と井上奨(つとむ)コーチ(30)の指示に従って行ったと説明。指導者の指示を否定してきた日大の主張を真っ向から否定した。一方で日大は宮川選手の会見を受けてなお、意図的な反則の指示を認めなかった。

20歳の在学生の決意の会見から約5時間。日大は重い腰を上げ、報道各社にファクスを送付した。広報部名義の文書は「厳しい状況にありながら、あえて会見を行われた気持ちを察するに、心痛む思いです」「本学といたしまして、大変申し訳なく思います」と書き出しながら、内容は驚くべきものだった。

 首脳陣からの指示、言動に逆らえなくなっていたという宮川選手の主張に対し「コーチから『1プレー目で(相手の)QBをつぶせ』という言葉があったということは事実」と認めながらも「本学フットボール部においてゲーム前によく使う言葉で、『最初のプレーから思い切って当たれ』という意味」と説明。「誤解を招いたとすれば、言葉足らずであったと心苦しく思います」と、悪質タックルはあくまで選手の自主的なものだった、と主張した。

 さらに「会見全体において、監督が違反プレーを指示したという発言はありませんでした」ともつづり、試合後の集合の場で内田前監督が発言したという「周りに聞かれたら俺がやらせたんだと言え」との内容すら認めず。15日付の関学大への回答書で、問題の本質を「指導と選手の受け取り方に乖離(かいり)がおきたこと」としたその主張は、首脳陣の詳細な発言内容が明らかになったこの期に及んでも、変わらなかった。

 21日には教職員組合から大学のあり方についての声明文が発表されたが、反応なし。この日は千代田区の大学本部で評議員会を開催したが、広報部は内容を明らかにしなかった。第三者委員会の立ち上げも発表されてはいるが、現状では24日を期限とする関学大への調査報告の内容も推して知るべしだろう。大学スポーツを代表する名門は、どこへ向かうのか――。部はこの日も全体練習を再開しておらず、世田谷区の同部グラウンドを訪れて自主練習する部員はほぼ皆無。現状では正常化の時期のめども立たず、秋の公式戦への影響が心配される。

[ 2018年5月23日 05:30 ]

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