帝京大 5連覇の要因は「誠実さの積み重ね」早大猛攻にも「立ち向かえ」

[ 2014年1月12日 15:03 ]

ラグビーの全国大学選手権で早大を破り5連覇を達成、胴上げされる帝京大・岩出監督
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全国大学選手権決勝 帝京大41―34早大

(1月12日 国立)
 5年連続5回目の大学日本一を勝ち取った帝京大の岩出雅之監督は、感無量の表情で「うれしい。学生が頑張った」と、早大の猛追に耐えたフィフティーンに賛辞を送った。

 5連覇のプレッシャーがかかる中で、下馬評通り勝利を重ねていっての頂点に「今年は今年の学生の頑張りで成果を上げたかった」と、偉業を達成してきたこれまでのチームと比較するのではなく、現チームの良さを引き出しての優勝であることを強調。その選手たちの努力を「誠実さの積み重ね。最高です」と評価、笑みを浮かべた。

 キッカーとして優勝に貢献した中村主将は、終盤の早大の怒涛の攻めにも、観衆の声援を勇気に代えて「立ち向かっていこう」と指示。攻めの気持ちを切らさなかったことが勝利につながった。

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