変化にも納得の白鵬 節目の勝利に「うれしい」

[ 2014年1月12日 20:42 ]

白鵬が押し出しで栃煌山を下す
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大相撲初場所初日

(1月12日 両国国技館)
 白鵬の1年は変化で始まった。2度目の立ち合いで左に動き、栃煌山の右腕を抱えて取ったりにいく。腕は抜けたが、慌てずに押し出した。正攻法とはいえない取り口にも第一人者は「(取ったりの後は)鋭く速く攻めて、前に出られた」と納得の口ぶりだった。

 あと5度の優勝で大鵬の32度の歴代1位に並ぶ。大記録に挑む年の最初の白星は、武蔵丸に並んで史上5位の幕内706勝と、通算800勝の節目となった。特に幕内勝利数は外国出身力士でトップとなり「(各国から)数々の力持ちの人が来る中で、一番になるというのはうれしいと言うしかない」と感慨に浸った。

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2014年1月12日のニュース