最年長Vの葛西 1回目終え4位 W杯男子第14戦

[ 2014年1月12日 23:43 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は12日、オーストリアのバートミッテルンドルフでフライングヒル(HS200メートル、K点185メートル)による個人第14戦が行われ、1回目を終えてソチ冬季五輪代表で、前日に史上最年長で優勝した41歳の葛西紀明(土屋ホーム)は180メートルの168・5点で4位につけた。

 シモン・アマン(スイス)が195メートルの183・1点で首位に立った。

 ソチ五輪代表の渡瀬雄太、43歳の岡部孝信(ともに雪印メグミルク)は予選落ちした。

 2連勝に挑んだ葛西は1回目でK点に届かなかった。飛距離を伸ばせなかった主な要因は、10位以内につけた選手の中ではただ一人、不利な追い風を受けたことにあったようだ。「いいジャンプをした」との手応えを口にして2回目に向かった。

 前日の優勝でフライングヒルのランキング首位を表す赤いビブスを着用して試合に臨んでいる。1回目の最後に登場すると、約3万人のファンから大きな声援が送られた。(共同)

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2014年1月12日のニュース