沙羅 連日のV!通算最多更新の15勝目 W杯札幌大会

[ 2014年1月12日 12:44 ]

今季6勝目を挙げ、表彰式で笑顔の高梨沙羅

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子札幌大会最終日は12日、札幌市宮の森(HS100メートル、K点90メートル)で個人第7戦が行われ、ソチ冬季五輪代表で17歳の高梨沙羅(クラレ)が合計237・1点で今季6勝目をマークし、通算で女子最多記録を更新する15勝目を挙げた。男子を含むジャンプの日本勢では船木和喜(フィット)と並んで歴代2位の勝利数となった。

 高梨は1回目に最長不倒の97メートルで大きくリードし、2回目も91メートルにまとめた。コリーヌ・マテル(フランス)が90メートル、91メートルの2位で、イリーナ・アバクモワ(ロシア)が3位だった。

 伊藤有希(土屋ホーム)は1回目に90・5メートルで2位につけたが、2回目は81メートルにとどまり8位で、初の表彰台はならなかった。渡瀬あゆみ(アインファーマシーズ)は今季最高の12位に入った。

 岩渕香里(松本大)茂野美咲(CHINTAI)山田優梨菜(長野・白馬高)は2回目に進めなかった。

 ▼高梨沙羅の話 良くない天気の中でもベストを尽くせた。(2回目は)転ぶのだけは絶対に嫌だなと思って安全に着地した。安定したジャンプを飛べるように確率を上げていきたい。

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2014年1月12日のニュース