カド番・奨菊「準備足りない」 10勝必須の欧洲も悲壮

[ 2014年1月12日 05:30 ]

12日初日 大相撲初場所

(東京・両国国技館)
 ともに先場所で途中休場し、大関の地位が懸かる佐渡ケ嶽勢の2人は悲壮感が漂った。大胸筋断裂からの回復が遅れているカド番の大関・琴奨菊は、まともな稽古がほとんどできず「まだまだ準備が足りない」と不安な表情。

 一方、脱臼した左肩は回復しつつあるものの、大関復帰には今場所で10勝以上しなければならない関脇・琴欧洲は「相撲が取れるというより、取らないといけないということ。15日間の結果が出ないと」と厳しい顔つきだった。

続きを表示

2014年1月12日のニュース