オーストリア地元紙、葛西快挙を1面で報道

[ 2014年1月12日 21:35 ]

W杯ジャンプ男子で史上最年長優勝を果たした葛西紀明を掲載したオーストリアの地元各紙

 11日にオーストリアのバートミッテルンドルフで行われたノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子個人第13戦で史上最年長優勝した41歳7カ月の葛西紀明(土屋ホーム)の快挙を、12日付の地元紙が大々的に報じた。

 クライネ・ツァイトゥングは「史上最年長優勝」の見出しで、喜ぶ葛西の写真を1面の全面に大きく掲載。W杯最多勝のグレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)が脱帽して葛西にお辞儀している写真も各紙のスポーツ面トップを飾った。

 クローネン・ツァイトゥングは葛西がソチ冬季五輪の金メダルを目指していると紹介し、シュリーレンツァウアーが「技術が優れていれば、年を取っても勝てるということを証明した」と話したと伝えた。

 ドイツの公共テレビZDF(電子版)はドイツ・チーム関係者の「葛西は例外。これまで限界と思われたものを全て破っている」など、称賛の声を紹介した。(共同)

続きを表示

2014年1月12日のニュース