伊藤 自己最高4位 地元北海道の星は沙羅だけじゃない

[ 2014年1月12日 05:30 ]

1回目のジャンプのためリフトでジャンプ台を上る伊藤有希

ノルディックスキーW杯ジャンプ女子個人第6戦

(1月11日 札幌市宮の森=HS100メートル、K点90メートル)
 ドキドキと満足感を味わいながら、伊藤はリーダーボックスにいる時間を楽しんでいた。「結果はどうあれジャンプは良くなっている。あとは待つだけ」。1回目は横風に押されて84メートルの17位ながら、2回目に95メートルの大ジャンプで一気に首位。後続の選手も距離が伸びず、アバクモワ、フォクト、高梨を残した時点まで変わらず首位だった。

 「少しでも長くリーダーボックスにいて(所属先の)土屋ホームを宣伝できれば…」。最後の3人に抜かれて4位も、昨年12月に記録した6位を更新するW杯自己最高位となった。「あと一歩だったので、あしたは表彰台に上がりたい」。地元北海道で意気込んでいるのは高梨だけではない。

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2014年1月12日のニュース