トヨタが28点差大逆転!アイシン8季ぶり決勝進出逃す

[ 2014年1月12日 05:30 ]

男子準決勝でアイシン三河に逆転勝ちし、決勝進出を喜ぶトヨタ自動車東京の選手たち

バスケットボール全日本総合選手権第6日

(1月11日 東京・国立代々木競技場)
 男子準決勝でトヨタ自動車東京と東芝神奈川が勝ち、13日の決勝に進んだ。トヨタ自動車東京はアイシン三河に89―83で逆転勝ちし、2季ぶりに決勝に進出。アイシン三河が決勝進出を逃したのは8季ぶり。東芝神奈川は、前回大会優勝後に休部したパナソニックを引き継いだ和歌山に競り勝った。女子準決勝ではトヨタ自動車とJX―ENEOSが勝ち、12日の決勝で昨季に続いて対戦する。

 トヨタ自動車東京が、前回まで7季連続で決勝に進んだアイシン三河を相手に28点差をひっくり返す大逆転。ベック監督は「まずは選手たちのハートだ。最後まで諦めずに戦った」と勝因を挙げた。第2Q途中で17―45とされたが、厳しい守備から流れを引き寄せた。第4Qはシューターの松井が連続3点シュートを沈めて食らい付き残り6分を切った場面でリードした。勝利の立役者の松井は「2位で終わるつもりはない。2年前の喜びをまた分かち合いたい」と2季ぶりの優勝に向けて言葉を弾ませた。

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2014年1月12日のニュース