星城が2連覇、高校総体と2冠 女子は九州文化学園がV

[ 2014年1月12日 12:05 ]

鹿児島商を下し2大会連続3度目の優勝を決め、記念写真に納まる星城の選手たち

 バレーボールの全日本高校選手権最終日は12日、東京体育館で決勝が行われ、男子は星城(愛知)が2大会連続3度目の優勝を決めて昨年の全国高校総体、国体との3冠を達成し、女子は九州文化学園(長崎)が6大会ぶり5度目の制覇となった。

 星城は石川や武智らの強打で主導権を握り、鹿児島商に3―0で快勝した。九州文化学園は昨年の高校総体を制した東九州龍谷(大分)に2セットを先取されながらも田中らの強打がさえて追い付き、大接戦となった最終第5セットも25―23で競り勝った。

 大会は全日本高校選手権を兼ねた2009年までの総体の記録を引き継いだため、九州文化学園は07年以来の優勝となる。

 ▼竹内裕幸・星城監督の話 最後まで勝ち切ることができてうれしく思う。タイトルを意識することなく、一戦一戦やってきた。選手は個々の身体能力の高さや伸びしろを持っていて、それを(周囲に)応援したいと思ってもらえる心や行動力があった。

 ▼井上博明・九州文化学園監督の話 大変うれしい。素晴らしい心の質を持った選手が、最後の最後に勝てた。勝利監督賞をいただいたが、これは田川(セッターで主将)のものだと思う。

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