「そろそろ一歩抜け出したい」錦織、全豪上位進出に意欲

[ 2014年1月12日 16:33 ]

テニスの全豪オープン開幕を控え、記者会見で笑顔を見せる錦織圭

 テニスの四大大会第1戦、全豪オープンは13日、メルボルンで開幕する。男子シングルスで2年前に日本勢で80年ぶりに8強入りした第16シードの錦織圭(日清食品)が12日に記者会見し「もう24歳。まだ若い選手に入れてもらっているが、そろそろ一歩抜け出したい。四大大会で8強、4強に入って、世界ランクでトップ10に入りたい」と上位進出へ意欲を口にした。

 1回戦では地元のマリンコ・マトセビッチと当たる。「オーストラリアの応援は独特。サーブには注意したい」と190センチを超える長身選手を警戒しつつも「自分のテニスができれば勝てる。最初の数ラウンドは無駄に競らず、体力消耗を防ぎたい」と先を見据えた。

 日本勢はシングルスで男子2人、女子4人が出場する。第1日に女子で43歳のクルム伊達公子(エステティックTBC)が昨年の全仏オープンとウィンブルドン選手権のジュニア覇者で16歳のベリンダ・ベンチッチ(スイス)の挑戦を受ける。男子で4連覇を狙うノバク・ジョコビッチ(セルビア)や女子で第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)が登場する。(共同)

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2014年1月12日のニュース