稀勢の里 綱獲りへ苦しい黒星発進…白鵬は最速800勝達成

[ 2014年1月12日 17:54 ]

豊ノ島にすくい投げで敗れた稀勢の里
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 大相撲初場所は12日、東京・両国国技館で初日を迎え、大関・稀勢の里は東前頭筆頭の豊ノ島にすくい投げで敗れ、綱獲りへ苦しいスタートとなった。

 2場所ぶり28度目の優勝を狙う横綱・白鵬は小結栃煌山を押し出しで破り、史上最速の76場所で通算800勝を達成。幕内通算は706勝となり、元横綱・武蔵丸(現武蔵川親方)と並んで史上5位となった。

 2度目のかど番で迎えた大関・琴奨菊は千代大龍を圧倒し白星スタート。鶴竜は隠岐の海に寄り切りで敗れた。関脇に転落し、10勝を挙げて大関復帰を目指す琴欧洲は豊響に寄り切りで勝利。貴乃花部屋から初の新入幕となったモンゴル出身の貴ノ岩はエジプト出身の大砂嵐に突き出しで敗れ、同じく新入幕の鏡桜も時天空に敗れて黒星スタートとなった。

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