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谷口彰悟 次戦で勝ち点3必ず「みんな覚悟決めてやっている」チャンス来たら「やれる自信ある」

[ 2022年11月29日 01:35 ]

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組

<サッカー日本代表練習>練習に汗を流す谷口(中)(撮影・西海健太郎)
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 ショッキングなコスタリカ戦敗退から一夜明けの28日、日本代表のDF谷口彰悟(31=川崎F)が取材対応した。

 ――コスタリカ戦後の切り替えは。
 「そんなに特に暗くなっていることはない。間違いなく残念な気持ちはある。でもそこから切り替えて次のスペイン戦で勝ち点3を取りに行くことはみんな覚悟決めてやっている。みんな前を向いて進んでいる」。

――試合後から、どんな話をしたか。
 「コスタリカ戦もどう崩したら良かったのかという話はすごくやっていた。そこからスペイン戦に向けて昨日の夜の試合もある程度みんな見ていたりしていたので、いろいろイメージしながらコスタリカ戦の反省を次に生かす話はできている。決してネガティブなことだけではない。反省を次に生かそうと前向きな姿勢でやれている」。

――相手のスペインについて。
 「相当強いと思います。代表レベルであのくらいの質というか完成度ができる国はなかなかない。見ていると連係連動すごくできているなと。でもしっかりボールを大事にする国なので、取り所をしっかり決めて誘導することができればゼロではないとイメージできている」。

 ――2試合出られず、どう気持ちに折り合いをつけているのか。
 「そこはもう変わらない。チャンスをもらえればやれる自信はありますし、もらえないのであれば次に向けて準備することはずっとやってきたこと。そこは特に変わらない。ここに来てもしっかり自分をコントロールしながらやれているので、それはそれで自分のいい経験になっているし、成長に必ずつながっている。チャンスが来たらやれる自信はもちろんある」。

 ――日本のベンチを見ていると、一体感が強い。
 「すごく感じています。ベンチスタートの選手を気づいたことはどんどんピッチで声かけてますし、チャンスのところでは全員で立って、喜びたいなという気持ちがあふれでるくらい、そのくらいみんな前のめりで試合を見て一緒に戦っている。いいチームだなとすごく感じる。ベンチから出ていった選手が今度は結果を残せるようなところで戦って、逆に交代して帰ってきた選手も残りのパワーをピッチの選手に送り続けるところはみんなやっているので、誰ひとりネガティブな態度を取る選手はいない。この大会に懸ける思いはみんな強いので、自分が出たときはもちろん頑張るし、出ていなくても11人と一緒に戦うことはみんなできている。

――3バックの左で出るイメージは?
 全然やれると思ってますし、そうなったときの自分の特長や周りを生かすことはイメージできていますし、頭の整理はだいぶできている。

 ――途中から3枚は流れとしてできあがっているが、スタートとしての準備はしていない。練習でやっていないことを試すのは選手としてはどう?
 「そうですね、でも、そこは柔軟に対応できると思っていますし、3枚でやるときもイメージというか周りと共有する部分は結構個人個人やグループグループで話したりもしているので、準備としてはある程度しっかりやれている。ただ試合中に変わるとなるとちょっとずつ感覚も含め変更するって意外と簡単じゃない。4枚から3枚にするのも頭の切り替えはより意識して4から5に入る時とかは特に意識しないと、後ろ人数増やしたからとか守れるというそんな簡単な話しじゃない。そこらへんはもうちょっとすりあわせていくというか、まだまだ上げていける部分」。

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2022年11月28日のニュース