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“元レアルトリオ”が魅せた!ブラジル MFカゼミロ芸術弾で2連勝&決勝T進出決めた

[ 2022年11月29日 03:07 ]

FIFA W杯カタール大会1次リーグG組   ブラジル1―0スイス ( 2022年11月28日    974競技場 )

<ブラジル・スイス>後半、先制ゴールを決めたブラジルMFカゼミロ(後ろはFWビニシウス)(AP)
Photo By AP

 サッカーのブラジル代表は28日、FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグG組第2戦でスイス代表と対戦。0―0の後半38分、MFカゼミロ(30=マンチェスターU)が芸術的なボレーシュートを決め、1―0の勝利に貢献。2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。

 “大黒柱”のFWネイマールを負傷で欠くブラジルは、2―0で勝利した第1戦のセルビア戦からスタメン2人を変更。中盤にはネイマールに代わってMFフレッジを起用。右サイドバックはDFダニーロからDFミリトンに変更した。

 前半から攻勢を仕掛けるもなかなか得点が生まれない展開のなか、後半19分にFWビニシウスがネットを揺らすもVARによりノーゴールと判定。ゴールに繋がる一連のプレーのなかでFWリシャルリソンにオフサイドがあったとされた。

 このままドローかと思われたが後半38分、ついに試合が動く。左サイドのFWビニシウスがペナルティーエリア手前にいたFWロドリゴへパス。FWロドリゴはこのボールをワンタッチの右足アウトサイドキックで前方へ優しくパス。これをペナルティーエリア内に走り込んだMFカゼミロが右足ボレーシュートで待望の先制点。ワンバウンドしたボールの上がり際を右足アウトで完璧にコントロールされたシュートを放つという高度な技術の詰まった芸術弾が生まれた。

 試合は1―0のまま終了。FWビニシウスとFWロドリゴはレアル・マドリード所属。MFカゼミロとは昨季まで同じチームでプレーしており“元レアルトリオ”の絶妙なコンビネーションからの決勝ゴールにより堅守をこじ開け2連勝を飾った。

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