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スペイン代表指揮官 日本戦は△以上で決勝T進出も「勝ちにいくのは間違いない」

[ 2022年11月28日 20:37 ]

FIFA W杯カタール大会1次リーグE組   スペイン1―1ドイツ ( 2022年11月27日    アルバイト競技場 )

<スペイン・ドイツ>試合後にMFブスケツ(左)と話すルイスエンリケ監督(ロイター)

 日本との1次リーグ最終戦を見据え、スペイン代表のルイスエンリケ監督が「勝ちにいくことだけは間違いない」と訴えた。

 勝ち点1差の2位・日本とは引き分けでも決勝トーナメント進出が決まるが、3大会ぶりの優勝を目指す中で意識するのはあくまでも1位突破。注目の先発メンバーには「26人全員が素晴らしく、プレーに値する」と明言を避けた。コスタリカ戦からドイツ戦での先発変更は1人にとどまり、日本戦は疲労を考慮して複数が入れ替えになる可能性が高い。それでも指揮官が話す通り選手の質は高く、日本にとっては油断できない。証明したのはいずれも交代出場で2戦連続弾のモラタだ。

 コスタリカ戦で終了間際にチーム7点目を決めていた点取り屋はドイツ相手にも後半9分から出場。8分後にはグラウンダーの左クロスを右足で浮かせて技ありのゴールを決めた。優位に試合を進めながら終盤の失点で勝利を逃し「ドイツは常にドイツ。素晴らしかった」と相手を持ち上げたが、一方で「僕らは団結した素晴らしいチーム」と余裕の表情で手応えも口にした。

 翌28日の練習では18歳の新星ガビが疲労を考慮して別メニュー調整となったが、関係者によれば深刻なものではなく、戦力面での不安はない。カタール入り後のメンバー変更はあったが、ほぼベストな状態で日本戦に臨む。(東 信人)

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