澤、最高の瞬間は11年W杯制覇「忘れられない一日だった」

[ 2015年12月18日 06:23 ]

引退会見中に笑顔を見せる澤

INAC澤が引退会見

 【澤と一問一答】

 ――ご主人とはどんな話をしたか。

 「現役を続けるのであれば、変わらずサポートしてくれると言ってくれた。最終的に決めるのは自分。主人に(引退を)伝えてからは、皇后杯で今までお世話になった人たちに感謝の気持ちを込めて、澤穂希らしいプレーをしてほしいと言われました」

 ――澤にとって、なでしこジャパンとは?

 「人生の半分以上はなでしこジャパンでプレーしたので、家族みたいな存在です」

 ――サッカー人生で一番つらい時、最高の瞬間は。

 「つらかったのは、アテネ五輪前のアジア予選で北朝鮮戦に勝たないと五輪に行けない大事な試合。膝のケガをして出場が危ぶまれた時。ストレスでじんましんができて、その時は大変だった。(最高の時は)11年のドイツW杯で優勝したことが日本女子サッカーの歴史を変えた日でもあるので、私にとっても日本女子サッカーにとってもその日は忘れない一日だった」

 ――女子サッカーの環境で足りないところは?

 「私が所属するINAC神戸では、みんなプロ化という形で昼から練習している。そういうチームが一つでも多くできることがいいと思うし、それが今後の課題」

 ――「満足より納得」とはどういう心境か。

 「正直、W杯優勝、準優勝して、五輪も銀メダル。日本人が誰も獲ったことがないバロンドールも獲ったので、本当に自分のサッカー人生に納得ができた」

 ――なでしこの仲間、後輩に望むことは。

 「今後も女子サッカーが輝きのある場所であってほしいので、これまでと変わらずみんなのひたむきさであったり、一生懸命戦うところとか。そしてしっかり結果も出してほしい」

 ――現役生活で持ち続けた思いは?引っ張っていく思いに変わった?

 「純粋にサッカーが大好きだったので、その思いだけ。言葉だけで言っても伝わらないものもある。実際グラウンドで結果を出す選手であれば、後輩たちもついてきてくれるかなという思いだった。サッカーが嫌いになったことは一度もない」

 ――宮間に託したいことは?

 「あやには自分の口からちゃんと伝えた。あやは“何も言うことがない”って。“本当にありがとう。一緒の時代に一緒にサッカーができたことをうれしく思う”と言ってくれた。本当に責任感が強い子ですし、一人でいろんなものを背負わなければいいなという心配と、リオでも大活躍してほしいという期待もしている」

 ――今後は新婚生活を楽しめる。

 「具体的に何をするというのは決まってはいないけど、今後は夫婦らしい生活ができればいいと思っている」

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