横浜 下平のフリーランニングが6戦ぶり得点伏線に

[ 2014年5月4日 05:30 ]

<横浜・G大阪>後半7分、横浜・藤田(中央)が先制ゴールを決める

J1第11節 横浜2―0G大阪

(5月3日 日産ス)
 横浜の先制シーンは実に鮮やかだった。中村の縦パスを受けた伊藤がDFラインの背後に抜け出し中央へ折り返し、最後はニアに走った藤田が角度を変えた。横浜にとって6試合ぶりの得点。その伏線が前半にあった。

 前半41分だった。中盤で中村がボールを持った瞬間、左サイドバック下平がDFラインの背後に飛び出した。中村は、その足元にループ状のパスを落とし、下平がネットを揺らした。判定はオフサイドだったが、このプレーが流れを変えた。

 「それまで足元、足元のプレーが多く、FWがサイドに流れても孤立気味だったので、DFの裏を狙っていた」と下平は証言する。

 前半の横浜はボールを受けるための動きが少なく足元へのパスばかりになり相手にカットされる場面が目立った。下平のフリーランニングはゴールには結び付かなかったが、チーム全体に良いイメージを残した。その後、DFの裏を狙うなどパスを呼び込む動きが増え攻撃が活性化。同じような形から先制点が生まれたのだ。

 樋口監督は「ボールを奪う位置(が低い)など内容的にはまだまだ」と言う。勝つには勝ったが、課題は多い。過密日程の影響でコンディションも良くない。それでも横浜は浮上のヒントをつかんだのではないか。

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