918分ぶり歓喜!柿谷 お待たせ1号弾で7戦ぶり勝利に貢献

[ 2014年5月4日 05:30 ]

<名古屋・C大阪>前半4分、柿谷は今季初ゴールを決める(奥は闘莉王)

J1第11節 C大阪2―1名古屋

(5月3日 豊田ス)
 柿谷がようやくゴールを決めた。C大阪の日本代表FW柿谷曜一朗(24)がアウェーの名古屋戦でリーグ戦今季初ゴールを挙げた。前半4分に右足で決めると、後半33分にはFWフォルラン(34)が決勝ゴール。ザックジャパンのストライカーがようやく結果を出した。浦和は日本代表GK西川周作(27)が今季6度目となる完封で、FC東京をホームで1―0で下し、10年4月18日以来4年ぶりに首位に浮上した。
【試合結果 順位表】

 嗅覚はさびついていなかった。開始早々の前半4分、DF酒本がグラウンダーの右クロスを入れる。中央で待ち構えたFWフォルランがダイレクトでスルーパスを送ると、抜け出したのは柿谷だ。巧みなトラップから放たれた右足のシュートは元日本代表GK楢崎の手をはじいてネットへと吸い込まれる。開幕から11戦目。エースに待望の初得点が生まれた。

 「勝つことだけを考えていた。これまで僕が(点を)取っていれば勝てた試合があった。(初ゴールが遅れて)申し訳ない気持ちでいっぱい」

 昨季は得点ランク3位となる21得点。当然、今季も開幕から得点を量産すると思われていた。だが、6戦4発と結果を残すACLとは対照的に、リーグ戦ではゴールから見放され続けた。昨季最終節の浦和戦で後半31分にゴールを決めてから、実に918分ぶりに味わう歓喜の瞬間だった。

 背番号8を背負い、チームの勝利だけを見据えてきた。ただ、自身の無得点という結果に内心は穏やかではなかった。小学生時代のコーチで、今でも恩師と慕う高橋正則・C大阪スクールコーチ(41)から電話がかかってきても、素直に出ることはできなかった。「(点が)取れなくてプレッシャーもあるんやと思う」と同氏。周囲の心配、そして試合ごとに積み重なってきた重圧を、ようやく吹き飛ばした。

 チームの7試合ぶりの勝利に貢献した今季初得点は、1トップの先発候補として期待されるW杯ブラジル大会に向けての号砲ともなった。12日には23人のメンバー発表も控えている。「質の部分を求めて、結果を求めてやっていくだけ」。背負いすぎていた肩の荷を下ろし、ここから本当の柿谷曜一朗を証明していく。

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