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大久保 ザック監督視察で不発も悲観せず「1試合では判断されない」

[ 2014年5月4日 05:30 ]

<川崎F・甲府>後半35分、川崎Fの大久保(中央)はゴール前でパスを受けるがシュートまで持ち込めず

J1第11節 川崎F2―0甲府

(5月3日 等々力)
 逆転でのW杯メンバー入りを狙う川崎FのFW大久保は、日本代表のザッケローニ監督の視察する前で不発に終わった。

 右足首痛の中村の欠場を受け、前線に張るのではなく積極的に中盤の組み立てに参加。前半25分のGKとの1対1を決めきれなかったのは痛いが、無得点は個人のアピールよりも勝利を優先した結果だった。「この1試合で判断されるわけじゃない。積み重ねてきたものがある」と悲観はしていない。スタンドではサポーターがイタリア語で「親愛なるザック、我ら川崎の英雄を見てください」と記した横断幕を掲げ、約2年4カ月ぶりの代表復帰を後押しした。選ばないとスネるよ――と言わんばかりにスネ夫のイラストも添えられていた。

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