【仁川S】藤岡佑&作田師の師弟コンビが歓喜 ヒストリーメイカーが快勝

[ 2020年2月29日 16:30 ]

<阪神11R・仁川S>1着でゴールするヒストリーメイカー=左(撮影・後藤 大輝)
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 思わずガッツポーズが飛び出した。阪神11R・仁川Sは3月3日付で引退する作田師の管理馬ヒストリーメイカー(牡6、父エンパイアメーカー)が、中団から力強く抜け出して、オープン初勝利。手綱をとった弟子の藤岡佑はゴール直前、右手を力強く突き出し、喜びを爆発させた。

 「師匠と臨む最後のレースだったし、勝てて凄く良かったです。続けて使ってきている分、行きたがったり、モタれたりしたけど、うまくやり過ごせました。(直線は)“最後まで頑張ってくれ!”と馬にお願いしました。見えないものの後押しもあったのかもしれませんね」

 作田師は中京でレースを観戦。「ガッツポーズは佑介の気持ちが出たんだろうね。最後で勝ってくれて良かったよ」と安どの笑みを浮かべ、最愛の弟子に感謝した。殊勲の愛馬は新規開業する新谷厩舎に転厩予定となっている。

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2020年2月29日のニュース