JRA初の無観客開催「違和感ある」 競馬場に蹄音だけ響く

[ 2020年2月29日 11:06 ]

無観客開催で閑散とした阪神競馬場のスタンド(撮影・後藤 大輝)
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 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、JRAはきょう29日から当面の間は無観客で行う。中山1R(3歳未勝利)は丸山元気騎乗の1番人気アコルドエール(牡3=中川)が優勝。実況音声のみが場内に響く中、全13頭がコースを駆け抜けた。

 丸山は「力通りの結果。スピードが違いましたね」とにっこり。無観客開催については「パドックは違和感があったけど、直線は声援がないだけでいつもと同じでした」と苦笑いを浮かべた。同馬を管理する中川師は「(声援がなく)勝った気がしないね。でも、我々がやることは同じ」と語った。

 <1944年菊花賞以来>中央競馬が無観客で行われた例としては、終戦前年の1944年菊花賞がある。戦局が緊迫する中、東条英機内閣はこの年の競馬を中止、主要レースのみ馬券発売のない非公開(無観客)の能力検定競走にすると決めた。JRAとしては初めて。

 ▼田辺 実況は聞こえるし、レース中はいつも通り。人がいないパドックは慣れない。返し馬では普段より落ち着く馬が出るかも。無事に再開できるようになっていってほしい。

 ▼ミナリク(海外で無観客開催を経験) ストライキで観客がいなかった時に重賞を勝ったこともあるし自分自身に違和感はあまりない。いつも通り一生懸命乗るだけ。

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