辛坊治郎氏 在任戦後9位も…岸田首相の発言に苦言「文字にしたら何も言ってない」「突っ込みようが…」

[ 2024年3月7日 17:54 ]

辛坊治郎氏
Photo By スポニチ

 キャスター辛坊治郎氏(67)が7日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に生出演し、岸田文雄首相の首相在任期間が戦後歴代9位タイになったことに言及した。

 岸田首相は7日、在任期間が886日に達し、田中角栄氏に並ぶ戦後9位となった。辛坊氏は、岸田首相のものまねが得意な飯田浩司アナウンサーにものまねを促すなどして、ユーモアもまじえてこの話題を伝えた。

 また、8位が橋本龍太郎氏の932日であることを挙げ、「あと2カ月弱で歴代8位になる」と解説。同7位の岸信介氏が1241日で、「岸さんに並ぼうと思うと、秋の総裁選までやっても超えないか。秋の総裁選をクリアしないと7位までにはなれない」と付け加えた。

 その上で、直近の岸田首相の発言内容に苦言を呈した。「あらためて思うんだけど、この前の政倫審における岸田総理の発言にしろ、その前の予算委員会の発言にしろ、現在行われている参議院の予算委員会の発言にしろ、結局、文字にしたら何も言ってないじゃん?という。意味のあることを言うと、必ず見出しに取られて、突っ込まれたりして、そこを攻め口にされるということが分かりきっているので、新聞の見出しにもならない、野党も突っ込みようがない、マスコミも突っ込みようがないという答弁に終始しているわけで」。さらに、「そうすると、飯田君の無駄な時間と変わらないじゃないですか?」と、飯田アナをいじっていた。

 岸田政権の今後の行く末も占った。「今後、岸田さんがいつまで総理大臣でいられるかというと、年明けは私はないと踏んでましたけど、年明け解散みたいなことを言う人もいたけど、それもなくここへ来て、予算が通りまして。参議院でも予算審議が続いていると言いながら、衆議院で3月2日に可決されているので、憲法の30日ルールで年度内の予算成立は固い」と現状を説明。「衆議院がお休み状態なので、ここで衆議院で解散という動きになるのはちょっと考えづらいので、このまま粛々と年度をまたいで。4月に突入していく」と見通し、「次に風が起きそうなのは、4月末に衆議院の補欠選挙が行われます」と加えた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年3月7日のニュース