「不適切にもほどがある」まだ9年もある…サカエ&市郎が達した“答え”ネット号泣「脱帽」「今や同士」

[ 2024年3月7日 11:00 ]

金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」第6話。小川市郎(阿部サダヲ)の葛藤に、向坂サカエ(吉田羊)は…(C)TBS
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 俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は今月1日、第6話が放送された。注目のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。

 第6話は「昔話しちゃダメですか?」。EBSテレビのカウンセラーを続けている小川市郎(阿部サダヲ)の元に、犬島渚(仲里依紗)が同期のドラマプロデューサー・羽村由貴(ファーストサマーウイカ)を連れてやってきた。憧れの大物脚本家・エモケンこと江面賢太郎(池田成志)との新作が決まったが、ミーティング中の出来事に悩んでいるという。市郎は羽村とともにエモケンとの打ち合わせに同席。一方、市郎の一人娘・純子(河合優実)はなかなか家に帰らない父のことが気になり…という展開。

 令和パート。市郎を昭和に戻そうと、秋津真彦(磯村勇斗)が井上昌和(三宅弘城)の研究所に連れてくる。86年から9年後に自分と純子を待ち受ける“運命”。「必然なんだよ、しょうがない。死ぬのがマイナスなんじゃなくて、むしろ、大人になった渚っちにこうして会えたことがプラスなんだ」――。

 昭和に戻った市郎は向坂サカエ(吉田羊)に打ち明ける。

 市郎「どうなるか分かってる人生なんて、やる意味あんのか」「ごめんね、あんたぐらいしか話せる人いないから」「あんたならどうする?」

 サカエ「変えられない運命なら、言ってもしょうがないって…思う…かな」「今考えても、その時考えても大して変わらないなら、今は日々を楽しく、好きなように生きたらどうだろう」

 市郎「だよな。すぐって話じゃない。まだ、9年もある。余命9年だ」

 この後、ムッチ先輩こと秋津睦実(磯村勇斗)がトイレから出てくる。

 同じ親として2人が到達した境地。SNS上には「サカエさんと市郎さんの出した答え。とてもズシッときた」「市郎さんとサカエさんのシーンで何度も泣いてしまった」「最初は水と油だったサカエさんと市郎さん、今や同士じゃないのさ」「あと9年ではなく、まだ9年もあると前向きにさせてくれたサカエさんの言葉に脱帽。ただただ深い」「昭和に馴染んでいるサカエさん好き」などの声。視聴者の涙を誘った。

 次回は第7話「回収しなきゃダメですか?」(3月8日)が放送される。

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