玉川徹氏 自転車青切符閣議決定、歩道走行5千円などの反則金に「乗っている人は、意識を変えないと」

[ 2024年3月7日 11:31 ]

東京・六本木のテレビ朝日社屋
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 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が7日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。政府が、16歳以上の自転車の交通違反に反則金納付を通告できる交通反則切符(青切符)制度を導入する道交法改正案を閣議決定したことに言及した。

 自転車走行中の携帯電話使用(ながら運転)や酒気帯びにも罰則を新設。改正法案は今国会に提出し、成立すれば、青切符制度は公布から2年以内に、ながら運転、酒気帯びは6カ月以内に施行する。起訴を見据えた捜査が必要な現状の交通切符(赤切符)交付より現場での処理時間が大幅に短縮できる。成立すれば、効率的な取り締まりと違反者への安全運転の指導が可能になる。

 青切符対象となる115種類程度の違反のうち、重点対象行為と位置付ける「信号無視」や「指定場所一時不停止」といった違反を中心に取り締まる。運転中に手に持った携帯電話で通話したり、画面を注視したりする、ながら運転も対象。反則金を納めずに起訴されて有罪になった場合は、6月以下の懲役または10万円以下の罰金となる。

 警察官の指導や警告に従わなかったり、歩行者らに危険を生じさせたりした際の交付を想定。取り締まり方法は警察庁が施行までに全国の警察に通達し、各地の実情に応じて運用する。反則金の額は原動機付き自転車並みの5千~1万2千円(信号無視8千円、一時不停止5千円、歩道走行5千円、携帯電話を使用しながらの運転1万2千円など)ほどになる見込み。

 玉川氏は、「今回の規制に関して言うと、大きく分けて2つあると思う。自転車側を守る規制と、自転車から歩行者を守るという両方がある」とし、「歩行者を守るという部分が強調されてないと思うんですが、歩道を徐行しなかったら5000円というのがありますよね。これは、徐行して走っている自転車の方が少ないくらいですよ、東京では」と指摘。「自転車に乗っている人は、意識を変えないといけないと思う。歩道は自転車で走っては原則ダメなんです、自転車は車道を走る車両」と話した。

 そして、「どうも信号無視なんてしているのを見ると、自転車は歩行者の一種だと思っているような感覚があるんだと思うんですよ。ここを変えないとたぶんダメだと思う。歩道を走れるのは、あくまで例外で、例外3つくらいしかない」と説明。「歩道は自転車は原則走れるんだと思っている人がほとんどだと思う。そこは間違い」と強調し、「その意識をちゃんと変えてもらうためにも取り締まりというのは僕は必要だと思っています。特に、ここでやりますよっていう所だけでやっている限りにおいては、その意識は変わらないと思う」と自身の考えを述べた。
 
 さらに、自身が歩道を歩いている際、水溜まりをよけて横に移動したところ、後ろから来た自転車にぶつかりそうになったことが何度もあると言い、「なんで歩道を歩いている時に歩行者が後ろを見てから横に動いたりしないといけないんだということ。それを何とかしてほしいと僕は思います」と話した。

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