阿川佐和子さん 国民的歌手と結婚した人気俳優の“素の姿”知り驚き「家族を守らなきゃいけないと…」

[ 2024年3月7日 14:59 ]

阿川佐和子さん
Photo By スポニチ

 作家、エッセイストの阿川佐和子さん(70)が7日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲストとして生出演。俳優の三浦友和(72)にインタビューした際の出来事について語った。

 数多くの対談をこなしてきた阿川さん。MCの「ハライチ」澤部佑から質問で失敗したことはないのかと聞かれると、「失敗ではないけれども、三浦友和さんに初めてお会いした時は」と語り出した。

 当時は三浦が「山口百恵さんと結婚して、お子さんもまだ小さかった頃かな」と言い、「その頃は三浦友和さんという役者さんのことを聞くよりも“奥さんどうしてますか”って聞く方が。失礼かなと思いながらも、どうしても“奥さまはご飯作りながら鼻歌なんか歌うんですか”とかそういうふうになっていっちゃって。何かというと“奥さまは、奥さまは”っていう質問になりそうになって。私もそう誘導されて行ってたんですよ」と振り返った。

 すると「あまりご機嫌良さそうじゃない感じなのと、ガードしてるなと、心を開かないようにしてるなと。“どういう話を聞きたいわけ”って警戒してらっしゃるなって分かって」との状態だったという。

 「私も終わってから“ありがとうございました”って、それなりに話してくださったけど、ご機嫌は良くなかっただろうなと思って。私は三浦友和さんにあんまり気に入られなかったっていう印象で終わったんですよ」と阿川さん。

 数年後、あるレストランで食事をしていたところ、三浦も同じレストランにいることが分かったが、「ごあいさつした方がいいかなと思ったけど、絶対嫌いだろうな。帰る時にちらっといらしたら会釈ぐらいして帰ろうかなと思ってご飯食べてた」との出来事が。すると三浦が席まで来て、「週刊誌の対談でお世話になりました三浦です。ありがとうございました」と礼を言われたとした。

 「えーっっ!と思って」と阿川は「こちらこそ失礼をいたしました」とあいさつ。当時三浦は刑事ものなどのドラマで活躍しており、再度三浦と対談することになったという。

 対談では、三浦がオファーのきっかけとなった映画で白髪にしていたため「白髪に染めて映画に出られたんですか」と質問したところ、「いや、あっちが地です」との回答があった。「真っ黒が染めてる。若い頃からそうなったのは、家族を守らなきゃいけないと思って必死になった挙句の果てに、ガーッと白くなっちゃったんだって。それ聞いて、こっちの方が泣きそうになっちゃって」と回顧した。

 「本当に失礼だったなと思って。それでいろいろうかがったら本当に気さくに話してくださって。で、もう素晴らしいなと思って」と語ると、「だから1回じゃ人は分からないし、判断しちゃいけないなっていうことも学びましたけれども」としみじみと話した。三浦については「素敵な方だし気さくだし」と絶賛した。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年3月7日のニュース