辛坊治郎氏 エスパー伊東さんの番組ゲスト希望も叶わず「実現しないまま訃報が…悲しいですね」

[ 2024年1月17日 22:31 ]

辛坊治郎氏
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 キャスター辛坊治郎氏(67)が17日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に生出演し、死去していたことが16日に分かったお笑いタレントのエスパー伊東さん(享年63)を追悼した。

 元NHKアナウンサーの平野次郎さんら、最近訃報が相次いでいることに触れ、「体調が悪いというのは知っていましたけど、エスパー伊東さんはすごくショック」とつぶやいた。

 伊東さんといえば、小柄を生かし、ボストンバッグの中に体を折りたたんで入り込む唯一無二の芸で親しまれた。その後、右変形性股関節症で加療中のため、芸能活動を休業すると18年に発表。精密検査では、多発性脳梗塞を発症していたことも分かった。その後、関節の手術を受け、多発性脳梗塞の投薬治療を開始。収入が全くないため、生活保護を受けている現状が伝えられていた。

 辛坊氏は「大阪でローカルの番組をやっていた時に、ゲストでお越しいただいて、面識があって。エスパー伊東さんの芸を見て、すごいと」と、伊東さんの芸を絶賛。一方で、「すごいけど、俺もできるかもしれない」とも思ったという。「試しにやってみたら、三点倒立しながらラーメンを食べる芸があるんですけど、これは見事にできました。生放送で三点倒立しながらカップラーメン食べました」。自ら挑戦し、成功した思い出を語った。

 伊東さんへの敬意から、同番組のスタッフを通じてゲスト出演の打診をしようとしたという。「生前、スタッフから“誰か会いたい人いますか?”って(言われた)。“本田翼”“無理です”、“水原希子”“もっと無理です”、“沢尻エリカ”“さらに無理です”、“エスパー伊東さん”、“検討してみます”」と、ユーモアを交えながら告白。しかし、しばらくして、スタッフから伊東さんと連絡がつかないとの返答を得たという。

 「連絡つかないってどういうこと?って。連絡がつかないんですって。というような話をしていたら、かなり連絡が付かないくらい体調がお悪いようだと、ネットニュース等で伝えられていて。心配はしていたんですが、このたび訃報が飛び込んできまして」。熱いラブコールも届かず、「残念ながら実現しないまま訃報が飛び込んできて、私は悲しいですね」と寂しがっていた。

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