パンサー尾形 トリオ結成秘話 ピンで活動も結果が出ず故郷に帰る直前に「目の前から…」 向井の反応は

[ 2024年1月17日 15:55 ]

パンサーの尾形貴弘
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 お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘(46)が16日放送のテレビ朝日系「証言者バラエティ アンタウォッチマン」(火曜後11・45)にゲスト出演。トリオ結成のきっかけについて語った。

 尾形は宮城県東松島市出身で、仙台育英高校サッカー部から、中央大へスポーツ推薦で入学。大学卒業後、サッカークラブのある会社に就職し、営業職に就くも、1年後には芸人になるため会社を退職。02年に東京NSC(吉本総合芸能学院)に8期生として入学し、お笑いコンビ「グレートホーン」として活動を開始した。

 だが、07年にコンビは解散。ピン芸人・サンキュー尾形として活動したが、結果が出ず。VTRで尾形は「芸人を辞めてラーメン二郎をやろうと思ったんですよ」と故郷に帰る決断をしたと明かした。

 それでも「未練はありますよ」と言い、「菅(良太郎)とか組みたい候補はいた」と尾形。それでも「菅は後輩だから、組もうなんて言えないわけですよ、プライドもあるしね」と回顧した。

 そうしていよいよ宮城に帰る3日前、「菅とラーメン二郎のことを考えながら歩いてたんですよ。ラーメン二郎どうしようかなあ、菅なあ、あいつ面白いなあとか思って歩いてたら、もう菅がね、目の前から歩いて来るんですよ」との出来事が。

 「神様が言ってんだ。菅と組めって。お前、プライドなんかいらねえよ、言ってみろって」と考え、それがきっかけで後日「俺とやってくんねえか」と菅良太郎を誘って再度挑戦することに。「ちょうどその時に向井(慧)も菅を誘ってて。俺はもう向井入るのも大賛成で。人数多い方がいいじゃんって。よく分かってなかったんで」と08年に「パンサー」を結成したとした。

 結成当時、尾形は31歳、菅は26歳、向井は22歳と年齢も離れている3人。当時の尾形に菅はVTRで「あの感じでした。初めて見た時から。サンキュー、メンタル、この2個で」「前のコンビの時に結構相方さんとかにめっちゃ指示出してたんですよ。だからできるんだって思ってたんですよ。ネタ作りとか。組んでみたらマジなんもできない」と証言した。

 スタジオでトリオのやりづらさはなかったかと聞かれた尾形は「向井はちょっと嫌がってましたかね。菅としかやりたくなかったんです。俺とは別にやりたくないんで、めちゃくちゃため息ついてましたもん。昔、なんかあると俺を見て“ハァ~”って。俺、分かってないから“どうした?どうした?元気出せよ~!メンタル!メンタル!お笑い明るくいこうぜ!”って」と回顧。原因が自身であると言われると、「そうだったの後から分かるんですけど。俺だったんだって…」とぶっちゃけた。

 それでもトリオは菅の書くネタ、向井の軽妙なツッコミ、尾形の勢いのあるキャラも定着し始め、ライブシーンで人気者になっていったとした。
 

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