NHKメディア総局長 “活動休止表明”松本人志の“性”特番起用に「どういう人がふさわしいのかと」

[ 2024年1月17日 15:07 ]

東京・渋谷のNHK社屋
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 NHKは17日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、女性への性加害疑惑を報じた「週刊文春」との裁判に注力するため活動を休止した「ダウンタウン」の松本人志(60)の“性”特番への起用について、山名啓雄メディア総局長が言及した。

 同局では、昨年10月に松本をMCに起用した性教育番組「松本人志と世界LOVEジャーナル」(NHK総合)を放送している。ラッパーの呂布カルマ、作家で元AV女優の鈴木涼美、Eテレの性教育番組「はなしちゃお!」MCのラランド・サーヤも出演し、話題となっていた。

 山名メディア総局長は「これに関しては、いろいろな性をめぐる課題が山積みの中で、こういうした性の問題はちゃんと伝えるべき大切なテーマを考えて番組を企画した」と番組の企画意図を説明。松本をMCとして起用した選定については「番組の内容に合わせて、どういう人がふさわしいのかということを考えて、その判断で今回、ご出演いただいた方を選定した」と主張した。

 同番組を巡っては、かつて松本の自書で記した女性に対する考え方などから問題視する声もあり、昨年10月の定例会見でも指摘を受けている。そのことに関しても、山名メディア総局長は「放送時点ではどういう人がいいかを考慮してキャスティングした」とくり返した。

 松本は8日夜、所属の吉本興業を通じて「さまざまな記事と対峙し、裁判に注力したい」と松本自身が事務所に申し入れ。芸能活動を辞し、徹底抗戦の構えを示した。

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