元NHKニュースキャスター・平野次郎さん死去 83歳 個性的なキャスターの一翼担う

[ 2024年1月17日 05:30 ]

平野次郎さん
Photo By 共同

 NHKのニュース番組のキャスターを務めたジャーナリストの平野次郎(ひらの・じろう)さんが12日午後0時33分、肺炎のため東京都の病院で死去した。83歳。東京都出身。葬儀は近親者で行った。喪主は妻公子(きみこ)さん。米コーネル大大学院留学後、1965年にNHKに入局した。ワシントン特派員などを経てニュース番組のキャスターに就任。88年から「ニュース・トゥデー」のアンカーマンを務めた。国際情勢に詳しく、軽快な語り口でニュースを分かりやすく伝え、個性的なキャスターの一翼を担った。

 ヨーロッパ総局長、解説主幹などを歴任し、2004年退局。学習院女子大特別専任教授を務めた。著書に「アメリカ合衆国大統領と戦争」「ネコバンがいちばん」、訳書に「文明の対話」など。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年1月17日のニュース