志らく 自民党議員の裏金“疑惑”に「芸能人なんて疑惑の段階で…。この人たち甘くないですか?」

[ 2024年1月15日 14:06 ]

立川志らく
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 落語家の立川志らく(60)が15日、レギュラーコメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件についての議論の中で、芸能活動を休止した「ダウンタウン」松本人志(60)について言及した。

 松本が所属する吉本興業は8日、松本を巡る週刊文春(文芸春秋)報道を受け、「当面の間、様々な記事と対峙、裁判に注力」するために一時活動休止をすると発表した。松本は報道内容を否定している。報道で名前が挙がっている「スピードワゴン」小沢一敬は13日、所属事務所を通じて芸能活動自粛を発表した。

 一方、週刊文春編集部は「一連の報道には十分に自信を持っており、現在も小誌には情報提供が多数寄せられています。今後も報じるべき事柄があれば、慎重に取材を尽くしたうえで報じてまいります」とコメントを発表している。


 この日の「ひるおび!」では、裏金事件を踏まえて自民党内に新設された政治刷新本部について議論。政治刷新本部のメンバーに就いた複数の安倍派議員が、同派からパーティー収入の一部の還流を受け政治資金収支報告書に記載せず裏金にしていた可能性があることや、岸田文雄首相(党総裁)が不記載だった議員の交代を否定したことなどを伝えた。

 刷新本部は本部長を務める岸田首相を含め計38人で構成。このうち事件の渦中にある安倍派からは、岡田直樹前沖縄北方担当相や野上浩太郎参院国対委員長、藤原崇青年局長、高橋はるみ女性局長のほか、青年局長経験者の佐々木紀氏、女性局長経験者の高階恵美子、上野通子、太田房江、松川るい、吉川有美各氏の最多となる10人が起用されたが、このうち9人に裏金疑惑が浮上している。

 司会の恵俊彰が、裏金疑惑の議員がメンバーに入っていることについて「師匠にはどう映りますか、これ?」と聞くと、志らくは「こういったところが(岸田首相の)人気が上がらない1つですよね。もっとちゃんと説明すればいいし、まず9人は多すぎますよ」と指摘。そして、「全部排除しておいて必要な時に呼んで話を聞けばいいだけのことであって、疑惑の段階でどうのこうの結論出されるっていうけど、芸能人なんて疑惑の段階で松本さんなんて全部仕事を失ってるんだから」と言い、恵が「なんでいきなりそっちの話に?」と戸惑いながら聞くと、「芸能人はものすごい厳しいじゃないですか、何かあったら。この人たち凄く甘くないですか?疑惑の段階ではあるんですけど」と話した。

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