Da―iCE武道館公演　デビュー10周年イヤー幕開けに花村想太「気合入れて一緒に夢をかなえていくぞ」

日本武道館でデビュー10周年記念ライブを行ったDa－iCE（左から）大野雄大、工藤大輝、和田颯、岩岡徹、花村想太
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　5人組ダンス＆ボーカルグループ「Da―iCE」が15日、東京・日本武道館でデビュー10周年記念ライブを行った。メジャーデビュー記念日でもあるこの日、7年ぶりに武道館に帰ってきた5人。日本レコード大賞を受賞した代表曲「CITRUS」や2月14日に配信する新曲「A2Z」など全39曲を乱れ打ち。10周年イヤーの始まりを、華々しく飾った。

　スモークの中からメンバーが姿を現し、黄色い歓声が響き渡る。ボーカルの花村想太が「行くぞ武道館！」、大野雄大が「10周年、まだまだ行くぞ！」とあおると、ボルテージは一気にマックスに。前回の武道館公演は、結成6周年の記念日に行われた2017年以来。当時は9000人のファンが集まったが、今回は1万2000人。大野は「7年ぶりの武道館へようこそ！ついにパンパンにしました」と満面の笑みを見せた。

　ライブではデビュー曲「SHOUT　IT　OUT」から、酒に酔ったような演出から始まる「ハイボールブギ」、歌い出しの掛け合いがライブで人気の「スターマイン」など、さまざまな表情の曲で楽しませる。和田颯は「皆の声が聞こえて、やっぱりライブが大好きだと感じます」と笑顔。岩岡徹は「一歩一歩、都度都度人生を懸けてやってきた。10周年イヤーはこれから始まります！」と熱く呼び掛けていた。

　終盤にはアニバーサリーライブの開催が発表。11月にAsue　アリーナ大阪、12月に国立代々木競技場第1体育館の2会場で行うほか、関東や北陸など全国4カ所で開かれるフリーライブも実施する。リーダーの工藤大輝は「武道館だけでは終わりません！僕らも10年やってるので、ファンの方は結婚して子供生まれたりとか、皆の人生を歩んでると思う。色んなところに会いに行くので、これからも変わらずDa―iCEを楽しんでもらいたい」と力を込めた。

　アンコールでは10周年を祝い、ファンが「デビュー10周年おめでとう！」と書かれたボードをメンバーに見せるサプライズも。会場中を見渡して目を潤ませた花村は「夢をかなえることは僕らでもできることを、これからも証明していきたい。気合入れて、一緒に夢をかなえていくぞ！」と叫び、ライブを結んだ。