歌手・小金沢昇司さんが死去 65歳、呼吸不全 「歌手の小金沢くん」CMで一躍全国区

[ 2024年1月15日 16:00 ]

歌手の小金沢昇司さん
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 歌手の小金沢昇司さんが1月11日に呼吸不全のため死去していたことが15日、分かった。所属レーベルのキングレコード公式サイトで発表された。65歳だった。神奈川県出身。

 「小金沢昇司に関してのご報告」として、「小金沢昇司は、体調不良により入退院を繰り返しておりましたが、2024年1月11日(木)に呼吸不全のため、神奈川県内の医療機関にて逝去いたしました」と記載された。

 「皆様からの生前のご厚誼に深く感謝し、謹んでお知らせ申し上げます」とし、「通夜および告別式は、ご遺族の意向により近親者のみにて執り行いましたこと、ご報告申し上げます。なお、お別れの会などは未定です」とした。

 北島三郎の付き人として芸能界に入り、のちに演歌歌手としてデビュー。「フィニッシュコーワ」CMの「歌手の小金沢くん」で一躍ブレークした。

 渡辺篤史によるナレーションで「歌手の小金沢君が使っているのはフィニッシュコーワ」のフレーズが有名。当時は無名で、セリフも歌も流れない独特な内容に、「小金沢くんって誰?」と大きな注目を集めた。

 2014年に、北島音楽事務所から暖簾分けする形で独立し、芸能プロダクション「ジャパンドリームエンターテイメント」を設立。しかし、コロナ禍で通常の活動が難しくなる中、小金沢さんが20年11月に酒を飲んだ状態で自動車事故を起こして道交法違反(酒気帯び運転)で逮捕(12月に起訴)された。これを受けて芸能活動を自粛。以降、表だった芸能活動ができないまま事務所の経営状態が悪化。21年に事務所は破産していた。

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